─── ✦ 評 点:80点 ✦ ───
子をおくり、図書館帰りの道にツクツクボウシ鳴く。暮らしの歩幅に秋がさりげなく触れる。出来事は小さく、気配は確か。音が時間を細く延ばし、親子の背の温かさまで伝える。言葉を飾らぬ抑制が効き、日常がそのまま景となる。静かな余情の残る一句と見ゆ。
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子をおくり、図書館帰りの道にツクツクボウシ鳴く。暮らしの歩幅に秋がさりげなく触れる。出来事は小さく、気配は確か。音が時間を細く延ばし、親子の背の温かさまで伝える。言葉を飾らぬ抑制が効き、日常がそのまま景となる。静かな余情の残る一句と見ゆ。