─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───
吾子の指先に透く「鬼灯」の薄膜、灯のごとく明るみを帯び、笑い声と呼応する。触れれば壊れそうな脆さと、掌に灯るあたたかさが同居し、時間がふっと止むと見ゆ。聴覚よりも視覚へ比重を置いた一点の写生、端正にして佳。さらに韻を整えたくば、「鬼灯に/吾子の指さす/笑みひとつ」と結ぶもよし。
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吾子の指先に透く「鬼灯」の薄膜、灯のごとく明るみを帯び、笑い声と呼応する。触れれば壊れそうな脆さと、掌に灯るあたたかさが同居し、時間がふっと止むと見ゆ。聴覚よりも視覚へ比重を置いた一点の写生、端正にして佳。さらに韻を整えたくば、「鬼灯に/吾子の指さす/笑みひとつ」と結ぶもよし。