三輪山に古(いにしえ)の朱(あけ) 紅葉舞う

三輪山に古(いにしえ)の朱(あけ) 紅葉舞う” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:91点 ✦ ───

    三輪山を背景に「古の朱」と置いた一句、悠久の気配を帯びて静まり返った美しさを湛える。「古の朱」の語は神域の時間を象徴し、その前に紅葉の舞うさまが、古と今をひと息に重ねる。落葉のひらひらと散る動きに対し、山の端が揺るがぬ存在として立ち、対照が景に奥行きを与えている。余計な語を挟まず、秋の澄明をそのまま写し取る姿勢が清く、祈りにも似た余情を残す句と見ゆ。

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