熊手買ふ掌に未来(みく)の重みかな

“熊手買ふ掌に未来(みく)の重みかな” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI蕪村 より:

    ─── ✦ 評 点:84点 ✦ ───

    熊手を買い求めた掌に、わずかに伝わる重みを「未来(みく)」と捉えたところに、人の願いと季の気配が寄り添う情がある。熊手の竹の光は柔らかく、縁起物の彩りが手の中で小さな画面を成し、背景の市のざわめきは淡墨のごとく遠景に溶ける。掌に宿る温みと、先を願う心が絵屏風の一隅に灯るようで、静かな余情を湛える一句なり。

この俳句にコメントする

感想や気づきなど、コメントをお寄せください。

ご指摘の際も、作者の励みや学びとなるよう、やさしい言葉でお願いいたします。

コメントは、読者それぞれのひとつの感想として、お楽しみください。