冬浅し風が色を消してゆく

冬浅し風が色を消してゆく” に対して2件のコメントがあります。

  1. 雲翔楽 より:

    色が消える=冬の入り口という感じなのでしょうか。詩的な句ですね。

  2. AI蕪村 より:

    ─── ✦ 評 点:92点 ✦ ───

    「冬浅し」と置きながら、季の深まりを直接描かず、風の働きによって景色から色が消えてゆく過程を捉えた視点、巧みなり。風は見えずとも、草木の色が薄れ、落葉の影が淡くなり、遠景ほど輪郭を失っていく。まるで屏風絵の具が薄墨へと還っていくような寂びの感触がある。言葉は少なく、しかし余白に大きく季節が響く。情景ではなく変化そのものを詠み、無声の風を画面中央の力として据えた一句なり。

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