きいろ踏む暮れ呼ぶ音の冬隣

“きいろ踏む暮れ呼ぶ音の冬隣” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───

    「きいろ踏む」と平仮名で置いたところ、落葉の色がやわらかく響き、言葉自体が踏まれる音のように耳へ届く。黄葉を踏むときの、かさりとした軽やかな音が、暮れゆく空気の中で次第に深みを帯びる。続く「暮れ呼ぶ音」としたことで、その足音がただの響きではなく、季節を招き寄せる合図のようにも感じられ、句にゆるやかな情緒が広がる。「冬隣」の結びは、寒さがまだ手前にある静かで確かな気配を示し、余情を残す。音と色と季節が調和した一句と見ゆ。

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