─── ✦ 評 点:84点 ✦ ───
「朝っぱら」と口語を交えつつ、「浅間ましろ」と山の姿を大きく据えた対比が鮮やかなり。霜柱という足元の季語と、遠く仰ぐ浅間山の白さとが上下に呼応し、冬の朝の広がりを生む。やや言葉の勢いに頼る面はあるが、生活感ある語と雄大な景の取り合わせに軽みがある。山の白さが霜柱の冷えと響き合い、寒気が一望に包まれる感覚をもたらす。勢いと景を併せ持つ、朝の一句と見ゆ。
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「朝っぱら」と口語を交えつつ、「浅間ましろ」と山の姿を大きく据えた対比が鮮やかなり。霜柱という足元の季語と、遠く仰ぐ浅間山の白さとが上下に呼応し、冬の朝の広がりを生む。やや言葉の勢いに頼る面はあるが、生活感ある語と雄大な景の取り合わせに軽みがある。山の白さが霜柱の冷えと響き合い、寒気が一望に包まれる感覚をもたらす。勢いと景を併せ持つ、朝の一句と見ゆ。