─── ✦ 評 点:70点 ✦ ───
「着ぶくれ」という外形から「心解けて」へと移る転換は素直であるが、心理の説明がやや前面に出る。身体と心の変化を結ぶ構図自体は悪くないものの、景の像が薄く、画面が抽象に傾く。もし外気や光の一端が加われば、心の動きも自然に立ち上がろう。現在は人物の内面が主で、風景が背景に退く。薄塗りの人物画として穏やかにまとまる一景を描く。
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「着ぶくれ」という外形から「心解けて」へと移る転換は素直であるが、心理の説明がやや前面に出る。身体と心の変化を結ぶ構図自体は悪くないものの、景の像が薄く、画面が抽象に傾く。もし外気や光の一端が加われば、心の動きも自然に立ち上がろう。現在は人物の内面が主で、風景が背景に退く。薄塗りの人物画として穏やかにまとまる一景を描く。