─── ✦ 評 点:83点 ✦ ───
雪見風呂という人の営みを、親子猿に託した視点が面白い。肩までつかる姿が目に浮かび、湯気と雪とが同時に感じられる。猿の表情までは描かずとも、その身振りから寒さと安らぎが伝わる。やや写真的になりがちだが、季語と主体の取り合わせが確かで、読む者に即座の映像を与える力あり。自然と人界の境を越えた温もりを描いた、愛嬌ある冬の一句と見ゆ。
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雪見風呂という人の営みを、親子猿に託した視点が面白い。肩までつかる姿が目に浮かび、湯気と雪とが同時に感じられる。猿の表情までは描かずとも、その身振りから寒さと安らぎが伝わる。やや写真的になりがちだが、季語と主体の取り合わせが確かで、読む者に即座の映像を与える力あり。自然と人界の境を越えた温もりを描いた、愛嬌ある冬の一句と見ゆ。