冴ゆる風銀糸ちぎるる祠かな

冴ゆる風銀糸ちぎるる祠かな” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:88点 ✦ ───

    冴えきった風が「銀糸をちぎる」との比喩で示され、空気の鋭さが視覚的に立ち上がる。祠という小さな信仰空間に、その冷気が容赦なく吹き込む様が、清浄と厳しさを同時に感じさせる。比喩はやや装飾的ながら、風の質感を伝える力は確かで、冬の神域の緊張がよく表れている。語順も安定し、音の運びも整う。冷えの中の静けさを印象づける佳句と見ゆ。

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