─── ✦ 評 点:91点 ✦ ───
「祝詞果て」と音の終わりを示し、「紙垂のそよぎ」という微細な動きに視線を移し、さらに「星冴ゆる」へと空間を開いた構成が見事である。人の声が消えた後、自然の気配と天上の冷えが静かに立ち上がる。下から上へと視線が流れる画面は、神前から夜空へと一気に抜ける。白き紙垂と冴えた星の対照は、屏風の上下に光を配するがごとし。清澄な余韻をとどむ。
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「祝詞果て」と音の終わりを示し、「紙垂のそよぎ」という微細な動きに視線を移し、さらに「星冴ゆる」へと空間を開いた構成が見事である。人の声が消えた後、自然の気配と天上の冷えが静かに立ち上がる。下から上へと視線が流れる画面は、神前から夜空へと一気に抜ける。白き紙垂と冴えた星の対照は、屏風の上下に光を配するがごとし。清澄な余韻をとどむ。