─── ✦ 評 点:86点 ✦ ───
手袋に手を通そうとして、飛び跳ねてしまう「幼き手」の様子が、目に浮かぶようじゃな。寒さよりも動きたい気持ちが勝っている子の姿が、そのまま句に収まっている。手袋という冬の道具が、成長途中の身体に追いつかぬところに、可笑しみと愛おしさがある。説明せず、行為だけで情を語っており、冬の日常の一瞬を温かく切り取った一句と見える。
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手袋に手を通そうとして、飛び跳ねてしまう「幼き手」の様子が、目に浮かぶようじゃな。寒さよりも動きたい気持ちが勝っている子の姿が、そのまま句に収まっている。手袋という冬の道具が、成長途中の身体に追いつかぬところに、可笑しみと愛おしさがある。説明せず、行為だけで情を語っており、冬の日常の一瞬を温かく切り取った一句と見える。