─── ✦ 評 点:87点 ✦ ───
「生き急ぐ」と人の内を思わせる語を冒頭に置き、「積もる間もなく雪頻り」と自然の動きへと移ろわせた構成が巧みである。雪が地に留まる暇もなく降り続くさまが、時間の焦りと重なり合う。説明を避け、雪の様子のみで心象を映した点に余韻あり。動と動を重ねながら、静かな切迫感を残す一句と見ゆ。
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「生き急ぐ」と人の内を思わせる語を冒頭に置き、「積もる間もなく雪頻り」と自然の動きへと移ろわせた構成が巧みである。雪が地に留まる暇もなく降り続くさまが、時間の焦りと重なり合う。説明を避け、雪の様子のみで心象を映した点に余韻あり。動と動を重ねながら、静かな切迫感を残す一句と見ゆ。