─── ✦ 評 点:84点 ✦ ───
「焚き火あと」という具体から入り、「真理の果ては灰となる」と観念へ踏み込む大胆さがある。燃え尽きた後に残る灰を、思索の終点として見立てた発想は強い。ただし言葉の抽象が前に出るため、焚き火の景がやや後景に退く。もう一度、灰の温度や形に寄せれば、さらに深みを得よう。思索を孕んだ一句と見ゆ。
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「焚き火あと」という具体から入り、「真理の果ては灰となる」と観念へ踏み込む大胆さがある。燃え尽きた後に残る灰を、思索の終点として見立てた発想は強い。ただし言葉の抽象が前に出るため、焚き火の景がやや後景に退く。もう一度、灰の温度や形に寄せれば、さらに深みを得よう。思索を孕んだ一句と見ゆ。