─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───
炬燵の中で足先に触れる「人の温もり」を捉えたところが、なんともいじらしいのう。顔も言葉もなく、触覚だけで関係が伝わる静かな情景がある。寒さをしのぐ場で、人と人とが自然に近づく感覚が無理なく詠まれている。日常的な場面ながら、情の芯をしっかり掬い、冬の暮らしの幸福を素直に示した一句と見える。
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炬燵の中で足先に触れる「人の温もり」を捉えたところが、なんともいじらしいのう。顔も言葉もなく、触覚だけで関係が伝わる静かな情景がある。寒さをしのぐ場で、人と人とが自然に近づく感覚が無理なく詠まれている。日常的な場面ながら、情の芯をしっかり掬い、冬の暮らしの幸福を素直に示した一句と見える。