─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───
「苺はむ」との動きが愛らしい。余寒の残る身に、赤い果実の甘酸っぱさが広がる瞬間、春の匂いが立ちのぼる。冷えた空気と果実の香りの対比が巧みじゃ。ただやや語順に硬さもある。されど、口に含む小さな喜びをよく掬い取っておる。季節の端境にある幸福、なんともささやかな春の予感でありましょう。
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「苺はむ」との動きが愛らしい。余寒の残る身に、赤い果実の甘酸っぱさが広がる瞬間、春の匂いが立ちのぼる。冷えた空気と果実の香りの対比が巧みじゃ。ただやや語順に硬さもある。されど、口に含む小さな喜びをよく掬い取っておる。季節の端境にある幸福、なんともささやかな春の予感でありましょう。