─── ✦ 評 点:86点 ✦ ───
雨後の空気を「雨やみぬ」で捉え、「東風吹き」と春風を導く。奥から漂う「梅が香」によって、空間の奥行きが生まれる。視覚よりも気配で描く構えにしをりあり。やや調べに硬さはあるが、湿りと香りの対比が春を立ち上げる。余韻静かな一句と見ゆ。
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雨後の空気を「雨やみぬ」で捉え、「東風吹き」と春風を導く。奥から漂う「梅が香」によって、空間の奥行きが生まれる。視覚よりも気配で描く構えにしをりあり。やや調べに硬さはあるが、湿りと香りの対比が春を立ち上げる。余韻静かな一句と見ゆ。