早春の剥製に刺す銀の針

早春の剥製に刺す銀の針” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:83点 ✦ ───

    「剥製」という硬質な語を「早春」と取り合わせた発想に独自性がある。止まった命に銀の針が光り、時間が凍結したままの空気が漂う。季語の柔らかさと対象の冷ややかさの対照が印象的である。ただしやや観念に傾く気配もある。静物に宿る冷光を映した異色の一句と見ゆ。

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