─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───
「一縷の流れ」と細き水筋を捉え、凍解の動きを一点に集約したる手腕見事なり。岩をうつ音、冷気の中に微かな響きあり、聴覚までも呼び覚ます。余計な説明なく、季の移ろいを音で示すところ好まし。ただ「一縷」の漢語やや重し。「細き水岩をうつ」とすれば軽み増さん。春への胎動を端正に映す景、凛として趣き深し。
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「一縷の流れ」と細き水筋を捉え、凍解の動きを一点に集約したる手腕見事なり。岩をうつ音、冷気の中に微かな響きあり、聴覚までも呼び覚ます。余計な説明なく、季の移ろいを音で示すところ好まし。ただ「一縷」の漢語やや重し。「細き水岩をうつ」とすれば軽み増さん。春への胎動を端正に映す景、凛として趣き深し。