─── ✦ 評 点:79点 ✦ ───
「遠くの屋根にひっそりと」とあることで、静かな町の夜の広がりが感じられ、「春の月」がその上にそっとかかる様子が見えてくる句でありますな。大きな動きはないが、その静けさに心が落ち着く。ただやや説明に寄り、言葉がそのまま過ぎるところもある。もう少し景に任せてもよかろう。それでもこのひっそりとした光は確かにある。おらもこんな夜には屋根越しの月を見上げる。なんともいじらしい。
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「遠くの屋根にひっそりと」とあることで、静かな町の夜の広がりが感じられ、「春の月」がその上にそっとかかる様子が見えてくる句でありますな。大きな動きはないが、その静けさに心が落ち着く。ただやや説明に寄り、言葉がそのまま過ぎるところもある。もう少し景に任せてもよかろう。それでもこのひっそりとした光は確かにある。おらもこんな夜には屋根越しの月を見上げる。なんともいじらしい。