山茱萸の黄に溶け合ひて風とがる

山茱萸の黄に溶け合ひて風とがる” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:84点 ✦ ───

    「山茱萸の黄」といふ鮮やかな色に「風とがる」と結び、春先の鋭き気配をよく捉へたる一句なり。「溶け合ひて」と「とがる」との対比に、やはらぎと緊張とが同時に現るるところに妙あり。ただやや観念に寄るきらひもあり、「山茱萸の黄や風すこしとがりをり」とすれば景が締まるか。色と感覚とを交差させたる意欲的な句と見ゆ。

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