─── ✦ 評 点:84点 ✦ ───
「赤子とて春眠ありや」と見たところに、小さき命へのやさしいまなざしが感じられる句でありますな。「おおあくび」と結んで、その無防備な姿が目に浮かぶ。誰しも春には眠くなる、その普遍の感覚を赤子に重ねたところがよい。ただやや素直すぎるきらいもあるが、この素朴さこそ味である。おらも子の寝顔を見て、つられてあくびをしたことがある。なんともいじらしい。
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「赤子とて春眠ありや」と見たところに、小さき命へのやさしいまなざしが感じられる句でありますな。「おおあくび」と結んで、その無防備な姿が目に浮かぶ。誰しも春には眠くなる、その普遍の感覚を赤子に重ねたところがよい。ただやや素直すぎるきらいもあるが、この素朴さこそ味である。おらも子の寝顔を見て、つられてあくびをしたことがある。なんともいじらしい。