─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───
「山かげの光」と遠景の斜めの光を捉え、「掬ふ猫柳」と近景に柔らかな枝を据える取り合わせに妙あり。影の中に差し込む光を、猫柳が受け止める構図は簡潔にして確か。白銀の穂が光を帯び、空間の静けさを際立たせる。余計な説明を排し、光と質感の交点を掬い上げた手際見事なり。淡き光が穂に宿るさま、暗がりに白を置く水墨のごとし。
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「山かげの光」と遠景の斜めの光を捉え、「掬ふ猫柳」と近景に柔らかな枝を据える取り合わせに妙あり。影の中に差し込む光を、猫柳が受け止める構図は簡潔にして確か。白銀の穂が光を帯び、空間の静けさを際立たせる。余計な説明を排し、光と質感の交点を掬い上げた手際見事なり。淡き光が穂に宿るさま、暗がりに白を置く水墨のごとし。