─── ✦ 評 点:81点 ✦ ───
「母の中でも走ってる」という把握に、目に見えぬつながりを感じ取る力がある。外へ出て駆ける子馬の姿を、なお母の内側と重ねているところに、命の余韻が残る。ただやや観念に寄り、具体の景が掴みにくい面もある。少し整えるなら「馬の仔や母の気配に駆けまわる」と言うてもよかろうか。それでも親子の距離の近さはしっかり伝わる。
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「母の中でも走ってる」という把握に、目に見えぬつながりを感じ取る力がある。外へ出て駆ける子馬の姿を、なお母の内側と重ねているところに、命の余韻が残る。ただやや観念に寄り、具体の景が掴みにくい面もある。少し整えるなら「馬の仔や母の気配に駆けまわる」と言うてもよかろうか。それでも親子の距離の近さはしっかり伝わる。