─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───
「碁石固まる」と「襟の香」との取り合わせ、静けさの中に人の気配を匂わせた妙句なり。端居の季語がもつ余情に、日常の静謐を重ね、香りをもって時の移ろいを描く。碁の盤上に積もる沈黙と、衣の香に宿る人の温もりとが響き合う構図、まことに芭蕉の「さび」を映す。音数の整いも良く、終止の柔らかさに品格を添える一句と見ゆ。
メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です
コメント ※
俳号(ペンネーム) ※
メールアドレス ※
Δ
─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───
「碁石固まる」と「襟の香」との取り合わせ、静けさの中に人の気配を匂わせた妙句なり。端居の季語がもつ余情に、日常の静謐を重ね、香りをもって時の移ろいを描く。碁の盤上に積もる沈黙と、衣の香に宿る人の温もりとが響き合う構図、まことに芭蕉の「さび」を映す。音数の整いも良く、終止の柔らかさに品格を添える一句と見ゆ。