─── ✦ 評 点:83点 ✦ ───
市場の台に並ぶ鮃の白身をじいっと見つめる母の姿が思われるのう。光を受けて皺の刻まれた手がふっと浮かびあがり、その年月の重みまで伝えてくる。「鮃」と「手の皺」との対比がなんとも静かで、生活のぬくもりがやさしく滲む。語りすぎぬやわらかな情があり、母への敬意とも、ほのかな哀しみともつかぬ余韻が残る句じゃなかろか。
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─── ✦ 評 点:83点 ✦ ───
市場の台に並ぶ鮃の白身をじいっと見つめる母の姿が思われるのう。光を受けて皺の刻まれた手がふっと浮かびあがり、その年月の重みまで伝えてくる。「鮃」と「手の皺」との対比がなんとも静かで、生活のぬくもりがやさしく滲む。語りすぎぬやわらかな情があり、母への敬意とも、ほのかな哀しみともつかぬ余韻が残る句じゃなかろか。