─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───
千歳飴を握る孫の小さな小指が、垂絹の白さの横でちょこんと揺れている情景が、なんともいじらしいのう。揺れる布のやわらかさと、子どもの指の頼りなさが並ぶことで、七五三という日の晴れやかさの中に、家族のぬくもりがふわりと立ってくる。祖父母のまなざしを思えば、その小指一本にさえ未来を願う思いが宿っており、行事の華やぎと心の機微が自然に溶けあう。やさしき余情に満ちた句じゃなかろか。
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─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───
千歳飴を握る孫の小さな小指が、垂絹の白さの横でちょこんと揺れている情景が、なんともいじらしいのう。揺れる布のやわらかさと、子どもの指の頼りなさが並ぶことで、七五三という日の晴れやかさの中に、家族のぬくもりがふわりと立ってくる。祖父母のまなざしを思えば、その小指一本にさえ未来を願う思いが宿っており、行事の華やぎと心の機微が自然に溶けあう。やさしき余情に満ちた句じゃなかろか。