─── ✦ 評 点:77点 ✦ ───
「ひととせの巡り」という大きな時間を、「霜柱」に託して捉えた一句じゃな。一年の積み重ねを“一かけら”として感じ取る感性は繊細である。ただ、時間の観念が前面に出ており、霜柱そのものの姿や感触がやや抽象に留まっている。観念と季語の距離が少し開いており、もう一歩写生に寄れば響きが増したであろう。静かな思索句としては成立しているが、情景の弱さが惜しまれるところじゃな。
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─── ✦ 評 点:77点 ✦ ───
「ひととせの巡り」という大きな時間を、「霜柱」に託して捉えた一句じゃな。一年の積み重ねを“一かけら”として感じ取る感性は繊細である。ただ、時間の観念が前面に出ており、霜柱そのものの姿や感触がやや抽象に留まっている。観念と季語の距離が少し開いており、もう一歩写生に寄れば響きが増したであろう。静かな思索句としては成立しているが、情景の弱さが惜しまれるところじゃな。