─── ✦ 評 点:92点 ✦ ───
「冬ざくら」と柔らかな季語を置き、「兜洗ひし池の黙」と歴史を帯びた場を重ねた構成が巧みである。花の淡さと、池に沈む過去の記憶とが対照を成し、時間の層を感じさせる。「黙」という一字が、池の静けさと歴史の重みを一身に背負っている。やや重厚だが、冬桜の儚さが救いとなり、余韻を深めている。静かに歴史を映す一句と見ゆ。
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─── ✦ 評 点:92点 ✦ ───
「冬ざくら」と柔らかな季語を置き、「兜洗ひし池の黙」と歴史を帯びた場を重ねた構成が巧みである。花の淡さと、池に沈む過去の記憶とが対照を成し、時間の層を感じさせる。「黙」という一字が、池の静けさと歴史の重みを一身に背負っている。やや重厚だが、冬桜の儚さが救いとなり、余韻を深めている。静かに歴史を映す一句と見ゆ。