─── ✦ 評 点:91点 ✦ ───
「炬燵蜜柑」という定番の取り合わせに、「狭き宇宙」と大胆な比喩を重ねた点が巧みである。限られた空間を宇宙に見立てることで、家族や親しい者の距離感が一挙に立体化する。「足絡み」という具体が、温もりと気配を過不足なく伝える。画面は低く、炬燵の内部に視線が収束し、外界は消える。暗背景に橙の点を浮かせた静物画のごとく、冬の室内の親密さを確かにとどめる一句なり。
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─── ✦ 評 点:91点 ✦ ───
「炬燵蜜柑」という定番の取り合わせに、「狭き宇宙」と大胆な比喩を重ねた点が巧みである。限られた空間を宇宙に見立てることで、家族や親しい者の距離感が一挙に立体化する。「足絡み」という具体が、温もりと気配を過不足なく伝える。画面は低く、炬燵の内部に視線が収束し、外界は消える。暗背景に橙の点を浮かせた静物画のごとく、冬の室内の親密さを確かにとどめる一句なり。