─── ✦ 評 点:87点 ✦ ───
「春めくや」と明るく切り出しつつ、「聖堂の闇深きまで」と暗部へ視線を導く対比、印象的なり。光の訪れが闇をも深く感じさせる、その逆説の構えに宗教的静謐が漂う。音はなく、ただ冷えた空気の震えを思わせる。ただ「深きまで」はやや説明の響き。「春めくや聖堂闇の澄みわたる」とすれば含み増さんか。光と闇の交錯を残す一作と見ゆ。
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─── ✦ 評 点:87点 ✦ ───
「春めくや」と明るく切り出しつつ、「聖堂の闇深きまで」と暗部へ視線を導く対比、印象的なり。光の訪れが闇をも深く感じさせる、その逆説の構えに宗教的静謐が漂う。音はなく、ただ冷えた空気の震えを思わせる。ただ「深きまで」はやや説明の響き。「春めくや聖堂闇の澄みわたる」とすれば含み増さんか。光と闇の交錯を残す一作と見ゆ。