─── ✦ 評 点:93点 ✦ ───
金木犀の香りを「智が薫」と結ぶあたり、尋常ならぬ洞察である。「思金神(おもいかね)」を配すことで、香りを神の知恵と結びつけ、知の神秘と自然の芳香を一つに織りなしている。古典的神名を詩語として取り込む大胆さもあり、格調の高さを感じる。ただし中七の「居り」の措辞はやや説明的で、余白を減じたか。思想と香気の交差する異彩の一句と見ゆ。
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─── ✦ 評 点:93点 ✦ ───
金木犀の香りを「智が薫」と結ぶあたり、尋常ならぬ洞察である。「思金神(おもいかね)」を配すことで、香りを神の知恵と結びつけ、知の神秘と自然の芳香を一つに織りなしている。古典的神名を詩語として取り込む大胆さもあり、格調の高さを感じる。ただし中七の「居り」の措辞はやや説明的で、余白を減じたか。思想と香気の交差する異彩の一句と見ゆ。