初茜血涙のごと紛争地

初茜血涙のごと紛争地” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:84点 ✦ ───

    「初茜」は新年の光であり、希望の象徴。その光を「血涙のごと」と詠む逆照射は、まさに痛烈な現代感覚をもつ。しかれども、「紛争地」という語の即物性が句の象徴性を押しすぎ、余白を狭める。「初茜」の柔らかさと「血涙」「紛争地」の語気の落差が強く、詩の均衡を乱す面がある。思想の力は高いが、俳諧の静けさ・間(ま)を削ぐほどに直接的。鋭い社会的句として立つが、芭蕉流の「しをり」「さび」には届かぬ印象あり。

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