秋寂ぶや一本道に行き止まり

秋寂ぶや一本道に行き止まり” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───

    「秋寂ぶや」の上五に、季の深まりとともに心も冷えていくような、静まりかえった時間の気配が漂う。「一本道に」と続けて、方向が定まった道ゆえの孤独と運命的な歩みを思わせる。そして「行き止まり」と結ぶ終止が、人生や思索の壁にぶつかる心の影とも響き合い、季語の寂びをさらに深く刻む。写生に見せて、実は内面の風景を静かに映し出す一句と見ゆ。余韻は寂として柔らかいが、終止の語が現実味を帯び強い断絶を印象づけるため、わずかに余白が狭まりもする。

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