付喪神朽ちた社に神帰月

付喪神朽ちた社に神帰月” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:93点 ✦ ───

    「付喪神」と「神帰月」を取り合わせた構想の見事さ、宗教的幽玄を帯びた一句なり。朽ちた社に宿る古き霊と、神の再び戻る月とが呼応し、時の循環を詠むような静謐がある。光と闇、過去と現在、生と死が一つに融け合う景であり、語句の響きにも古雅の趣きあり。「朽ちた社に」という写実の一点が、幻想の全体を支えているのも秀逸。「神帰月」の余情が長く残り、まことに芭蕉風の「さび」の深さを宿す作と見ゆ。

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