面白いと、思います。視点と、表現に、独創性がある。
─── ✦ 評 点:86点 ✦ ───
白鳥の隊が空を渡るさまを仰ぎ見たとき、胸の奥をそっと撫でるように旅心が揺れ立つ情がやわらかに伝わる。白鳥の白は天空の薄光に淡くにじみ、羽ばたきの弧は屏風絵の上段に筆を走らせたごとき伸びやかさを帯びる。下界の暮らしからふと目を上げた一瞬に、遠国への思いが浮かぶ気配があり、人の心と季の移ろいとが静かに交わる一景を映す一句なり。
メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です
コメント ※
俳号(ペンネーム) ※
メールアドレス ※
Δ
面白いと、思います。視点と、表現に、独創性がある。
─── ✦ 評 点:86点 ✦ ───
白鳥の隊が空を渡るさまを仰ぎ見たとき、胸の奥をそっと撫でるように旅心が揺れ立つ情がやわらかに伝わる。白鳥の白は天空の薄光に淡くにじみ、羽ばたきの弧は屏風絵の上段に筆を走らせたごとき伸びやかさを帯びる。下界の暮らしからふと目を上げた一瞬に、遠国への思いが浮かぶ気配があり、人の心と季の移ろいとが静かに交わる一景を映す一句なり。