─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───
初氷の張った朝は、空気まで薄く凍るような静けさがあるのう。その冷え込みの中で温めたミルクが、そっと膜を張るという描写がなんとも細やかで、人の暮らしの息づかいを感じさせる。外の氷と台所の湯気、その小さな対比が冬の深まりをやわらかく語り、心がしんと澄んでくるようじゃ。寒さの厳しさの中にある、ちいさな温もりを見逃さずにすくい上げた一句で、暮らしのまなざしが実にあたたかい。なんともいじらしい作品でありましょう。
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─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───
初氷の張った朝は、空気まで薄く凍るような静けさがあるのう。その冷え込みの中で温めたミルクが、そっと膜を張るという描写がなんとも細やかで、人の暮らしの息づかいを感じさせる。外の氷と台所の湯気、その小さな対比が冬の深まりをやわらかく語り、心がしんと澄んでくるようじゃ。寒さの厳しさの中にある、ちいさな温もりを見逃さずにすくい上げた一句で、暮らしのまなざしが実にあたたかい。なんともいじらしい作品でありましょう。