─── ✦ 評 点:76点 ✦ ───
「一滴の記憶も果てて」と言い切る強さが印象に残る一句じゃな。霜柱を、記憶の消失や断絶の象徴として用いており、感情の深さは感じられる。ただし、霜柱との関係が比喩的に留まり、具体的な景がやや希薄となっている。抽象が先行し、読み手が立つ足場を失いやすいところがあり、一茶の素朴さからは少し離れる印象もある。重さはあるが、やや硬質な一句と見える。
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「一滴の記憶も果てて」と言い切る強さが印象に残る一句じゃな。霜柱を、記憶の消失や断絶の象徴として用いており、感情の深さは感じられる。ただし、霜柱との関係が比喩的に留まり、具体的な景がやや希薄となっている。抽象が先行し、読み手が立つ足場を失いやすいところがあり、一茶の素朴さからは少し離れる印象もある。重さはあるが、やや硬質な一句と見える。