寒昴黒釉の天垂紙不動

寒昴黒釉の天垂紙不動” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:88点 ✦ ───

    寒昴の澄んだ光を、「黒釉の天垂紙不動」と重ねた構成が独特である。黒釉の艶は光を吸い、天垂紙は神域の境を示す。その動かぬさまに「不動」と言い切ったことで、星の運行と対照的な静止が際立つ。夜空の冷えと神事の厳粛とが、色と質感によって結び合わされ、抽象に傾きつつも緊張を保っている。読むほどに像が定まり、冬夜の深さを静かに残す一句と見ゆ。

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