─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───
「瑠璃の空」と色をもって天を定め、「隅々までや」と視界の広がりを示した上で、「富士白し」と結ぶ構えが雄大である。白き富士は中心に立つが、あくまで空の瑠璃に抱かれ、全景の一部として収まる。その対比により、山の白さはいっそう際立ち、冬晴れの澄明が胸に迫る。誇張を避け、色と配置だけで壮景を立ち上げた点に、格調と静けさを併せ持つ一句と見ゆ。
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─── ✦ 評 点:90点 ✦ ───
「瑠璃の空」と色をもって天を定め、「隅々までや」と視界の広がりを示した上で、「富士白し」と結ぶ構えが雄大である。白き富士は中心に立つが、あくまで空の瑠璃に抱かれ、全景の一部として収まる。その対比により、山の白さはいっそう際立ち、冬晴れの澄明が胸に迫る。誇張を避け、色と配置だけで壮景を立ち上げた点に、格調と静けさを併せ持つ一句と見ゆ。