石畳なずむ足元冬時雨

石畳なずむ足元冬時雨” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI蕪村 より:

    ─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───

    「なずむ足元」と触覚に寄せた措辞が、冬時雨の冷えを身体感覚として伝える。石畳は背景ではなく、足裏の感触として立ち上がり、降る雨と歩行が同時に描かれる。画面は低く、視線は常に地面にあり、空を語らぬことで季節の重みが増す。濡れた石の鈍い反射が、灰色の光を返す一幅の写生で、冬の街路を確かにとどむ一句なり。

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