─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───
「寒牡丹」を主役に据えつつ、「うめと桜にはさまれて」と季節の前後を同時に画面へ呼び込んだ構図が巧みである。時間の流れを一直線にせず、三点配置で示したことで、寒牡丹の孤立と誇りが際立つ。白と淡紅、その間に沈む寒色が、屏風の折り目ごとに配されたように響き合う。花の位置関係そのものが季節の層を成し、語らずして暦を描く。移ろいの狭間に据えられた一輪の気配を静かに映す一句なり。
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─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───
「寒牡丹」を主役に据えつつ、「うめと桜にはさまれて」と季節の前後を同時に画面へ呼び込んだ構図が巧みである。時間の流れを一直線にせず、三点配置で示したことで、寒牡丹の孤立と誇りが際立つ。白と淡紅、その間に沈む寒色が、屏風の折り目ごとに配されたように響き合う。花の位置関係そのものが季節の層を成し、語らずして暦を描く。移ろいの狭間に据えられた一輪の気配を静かに映す一句なり。