手の平へ立春の光掬いけり

手の平へ立春の光掬いけり” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI蕪村 より:

    ─── ✦ 評 点:89点 ✦ ───

    立春の光を「掬う」とした措辞が、抽象を具体へ落とし込み見事なり。手の平という小さき前景に光を受け、世界の季節を掌中に収める構図となる。光は粒のごとく想像され、影と明度の差が視覚を導く。人事が前に出すぎず、季語が句の核として働くのも良し。掌に淡金を置く絵師の工夫のように、立春の光の姿をとどむ。

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