─── ✦ 評 点:87点 ✦ ───
仄白き宙という曖昧な空間設定に、梅が香を漂わせることで、視覚と嗅覚を交錯させた一句なり。「たゆたへり」の措辞が香の行方を定めず、余白を宙に残す。画面全体は白を基調とした淡彩画の趣をもち、対象を描かず気配のみを置く構図となる。香を線ではなく霞として扱う筆遣いにて、梅の姿を直接示さず、春の気を湛う。
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─── ✦ 評 点:87点 ✦ ───
仄白き宙という曖昧な空間設定に、梅が香を漂わせることで、視覚と嗅覚を交錯させた一句なり。「たゆたへり」の措辞が香の行方を定めず、余白を宙に残す。画面全体は白を基調とした淡彩画の趣をもち、対象を描かず気配のみを置く構図となる。香を線ではなく霞として扱う筆遣いにて、梅の姿を直接示さず、春の気を湛う。