─── ✦ 評 点:84点 ✦ ───
「白魚を呑むや」と切り出し、その透明を「冷酒の澄むごとく」と比したる構え、味覚と視覚の交差あり。白魚の透きとおる身と酒の冷たさが呼応し、春の食卓の清冽を伝える。ただ「ごとく」の比喩はやや直接的にして、やや説明の匂いもあり。「白魚や冷酒の澄み舌に満つ」とすれば含み増さんか。舌先の春の清らかさを残す一作と見ゆ。
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─── ✦ 評 点:84点 ✦ ───
「白魚を呑むや」と切り出し、その透明を「冷酒の澄むごとく」と比したる構え、味覚と視覚の交差あり。白魚の透きとおる身と酒の冷たさが呼応し、春の食卓の清冽を伝える。ただ「ごとく」の比喩はやや直接的にして、やや説明の匂いもあり。「白魚や冷酒の澄み舌に満つ」とすれば含み増さんか。舌先の春の清らかさを残す一作と見ゆ。