─── ✦ 評 点:83点 ✦ ───
「触れぬ水面」と「母のいる」という言葉の取り合わせに、どこか遠い存在への思いがにじむ句でありますな。水面に映る月の像に、すでに触れられぬ母の面影を重ねたのか、しみじみとした哀しみがある。説明を抑えつつも情はしっかりと伝わる。ただやや観念に寄るきらいもあり、もう少し景を支える具体があればさらに深まろう。それでもこの静かな祈りのような心は尊い。なんとも胸に残る一句でありましょう。
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─── ✦ 評 点:83点 ✦ ───
「触れぬ水面」と「母のいる」という言葉の取り合わせに、どこか遠い存在への思いがにじむ句でありますな。水面に映る月の像に、すでに触れられぬ母の面影を重ねたのか、しみじみとした哀しみがある。説明を抑えつつも情はしっかりと伝わる。ただやや観念に寄るきらいもあり、もう少し景を支える具体があればさらに深まろう。それでもこの静かな祈りのような心は尊い。なんとも胸に残る一句でありましょう。