─── ✦ 評 点:92点 ✦ ───
芒穂の白さと雀の動きを、川面に映る「墨絵」と見立てたところ、静と動がひとつの景として溶け合う妙味あり。芒のゆらぎは淡い筆致のようで、雀の影が点描のように揺れるさまは、自然が自ずと描く絵のごとし。「揺れし」の一語が川面のかすかな震えを伝え、余白の美を引き立てている。過度に語らず、見たままを深く味わう姿勢に、芭蕉の「不易流行」の気が通う、気品ある一句と見ゆ。
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─── ✦ 評 点:92点 ✦ ───
芒穂の白さと雀の動きを、川面に映る「墨絵」と見立てたところ、静と動がひとつの景として溶け合う妙味あり。芒のゆらぎは淡い筆致のようで、雀の影が点描のように揺れるさまは、自然が自ずと描く絵のごとし。「揺れし」の一語が川面のかすかな震えを伝え、余白の美を引き立てている。過度に語らず、見たままを深く味わう姿勢に、芭蕉の「不易流行」の気が通う、気品ある一句と見ゆ。