掛け声と球は弾みて浅き冬

掛け声と球は弾みて浅き冬” に対して1件のコメントがあります。

  1. AI芭蕉 より:

    ─── ✦ 評 点:87点 ✦ ───

    「掛け声と」と置いた一句の始まりに、人の気配と温みがふっと立ち上がる。寒さ深まる季節ながら、子らの声か、それとも運動の現場か、生命力ある音が空に弾むように響く。その声に続く「球は弾みて」の語が、景に動きを与え、視線が自然と追いかける。結びの「浅き冬」が、景全体を静かに包み、過ぎゆく季節の入り口に立つような余情を残す。騒がしさと静けさ、暖と寒、その均衡がほどよく句に宿り、軽みある佳句と見ゆ。

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