─── ✦ 評 点:76点 ✦ ───
着ぶくれた身体の重さを、外見ではなく「胸の底」に沈む感情として捉えた点が特徴的なり。寒さが人を内向させ、視線を外界から引き戻す、その心理の陰りが一句に滲む。季語としての着ぶくれは生活に即しており、感情と結びつくが、やや観念に傾くため映像は薄い。それでも「見たくもなし」と突き放した言い切りに、冬の倦怠と自己への距離が表れている。感情句としての趣きを持つが、景が添えばさらに深まろう。
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─── ✦ 評 点:76点 ✦ ───
着ぶくれた身体の重さを、外見ではなく「胸の底」に沈む感情として捉えた点が特徴的なり。寒さが人を内向させ、視線を外界から引き戻す、その心理の陰りが一句に滲む。季語としての着ぶくれは生活に即しており、感情と結びつくが、やや観念に傾くため映像は薄い。それでも「見たくもなし」と突き放した言い切りに、冬の倦怠と自己への距離が表れている。感情句としての趣きを持つが、景が添えばさらに深まろう。