─── ✦ 評 点:87点 ✦ ───
青き柿の落つる音、地の冷たさに触れ、そこに風の痕を見いだす洞察が冴える。見えぬものを見えるものから立ち上げ、季の気息をさぐる眼が清々しい。「気づきし」の控えめが、言い過ぎぬ徳となる。色、重み、匂いまでを含め、短詩の幅がしずかに広がる趣きあり。
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青き柿の落つる音、地の冷たさに触れ、そこに風の痕を見いだす洞察が冴える。見えぬものを見えるものから立ち上げ、季の気息をさぐる眼が清々しい。「気づきし」の控えめが、言い過ぎぬ徳となる。色、重み、匂いまでを含め、短詩の幅がしずかに広がる趣きあり。